板金工事

フランジカバーやバルブカバーをはじめ各種カバー類の製作から、
ダクト・煙道・タンクの保温板金等の断熱・板金を50年以上手がけて参りました。
板金に必要な機械類はすべて社内に完備、仕上がりについてはお客様より大変好評を得ております。
特に国交省仕様など検査に厳しい現場においても絶対の自信があります。

Y型ストレーナーの製作過程

Step1

STEP. 1

まず現場にて、前後左右の状況から、適切な寸法を測ります。 ストレーナーは前後に機器類が接近している場合が多いので、寸法取りは大変重要です。
その後、型どり為の板をコンパスなどで作成します。この場合三角関数を用います。 製作している職人さんは独学で三角関数を学びました。
Step2

STEP. 2

三角関数によって得た寸法で、細かく型となる鉄板を作成していきます。 この寸法を誤ると、組み上げたときに隙間やゆがみが出てしまいます。 「いまどき手作業で…」と思われるかもしれませんが、本当に美しいものは基本を理解していなければ作ることはできません。
Step3

STEP. 3

型となる鉄板をもとに製作された、実際に用いるY型ストレーナー・カバーの一部です。 途中に重要な製作過程がありますが、そこは企業秘密です。 たった一枚のこの鉄板(ガルバリウム鋼板)こそが、完成した時の美しさを決定づけます。
Step4

STEP. 4

ついに完成体です!写真のパッチン錠の、すぐ下をよく見てください。 一寸の隙間もなく本体にくっついています。 実物を手にとってお見せできないのが残念です。 現在では板金ソフトを用いれば近いものは製作できます。 しかし重要なのは技術です。 これぞ職人芸術。